Quoted By:
>女子プロレス「スターダム」の中野たむが、東京・両国国技館大会2デイズ(26、27日)で〝完全復活〟を狙っている。
>昨年12月29日の両国国技館大会で上谷沙弥に敗れ、ワンダー王座から陥落した。それからは「踏んだり蹴ったり、泣きっ面にハチの日々だった」と振り返る。体調不良でワールド王座挑戦権決定試合を欠場し、自身がリーダーを務める「コズミック・エンジェルズ」のメンバーだった桜井まいをジュリア率いる「ドンナ・デル・モンド」に引き抜かれた。さらに最近は勝ち星にも恵まれず「これは白いベルト(ワンダー王座)の呪いが解けていないんじゃないか」とも話す。
>そうした中、27日大会では、前日大会の上谷―林下詩美の王座戦勝者とベルトをかけて激突する。実は会場の天井を見ることが好きだという中野は、ベルト奪回で〝景色〟を変えることもテーマに掲げる。
>負けたときって(あおむけになると)天井が見えるじゃないですか。そんな負けたときに見る天井と、勝ったときに見上げる天井は天と地の差があるんですよ。私にとって両国国技館の天井は地獄だった。命をかけて守ってきた白いベルトを失って。あの地獄のような天井を天国にしたい」
>ベルトを取り戻すことができれば、次は大目標だ。団体最高峰の〝赤いベルト〟ことワールド王座獲得。2本のベルトを同時に手にしたのは、これまで岩谷麻優のみで「(当時)その姿を見ててめちゃくちゃカッコいいなって思ってたんですよね。史上2人目の2冠になるのは、この中野たむです」。両国の借りは両国で返すしかない。